起業家・企業のありかた

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【未来の会社の提案】起業家を育てるあたらしい企業の在り方

現在、日本の中小企業は、経営者の高齢化が進み、後継者問題が深刻化しています。結果として今まで培ってきた技術や伝統を継承することなく廃業する事業者が急増しています。さらに日本は起業家が生まれにくい国だともいわれています。

今回は、新しい時代の企業(社長)のありかた、世代交代、人材育成をテーマに考えてみたいと思います。

起業家を育てるあたらしい企業の在り方

人生100年時代といわれる昨今ですが、それは人間の話であり、企業の寿命は「企業30年説」と言われる30年のままです。創業100年を超える会社は日本全国の企業のたった2%しかありません。つまり、2代目、3代目に受け継がれることなく消滅していることが分かります。

このままでは「メイドインジャパン」という世界ブランドはいたるところで崩壊を招きかねません。

技術を持った企業がつぶれ、新しい企業(起業家)が生まれにくい日本。この2つの問題を解決する方法を模索していきます。

日本の中小企業が抱える企業存続の問題点

中小企業といっても業種は多岐にわたります。このページでは製造業、飲食業を題材に話を進めさせていただきます。

多くの町工場や飲食の老舗店、チェーン店では、経営以上に大きな問題になっているのが、「会社の仕組み改革」と「人材確保」です。お金があっても人材が育たなければ会社存続は無理であり死活問題に直結します。

人材が育たない、後継者がいない、技術・伝統が受け継がれない。。。このような悩みを経営者・社長さんが毎日、悶々と思いながら結末に向かって進んでいっています。

場合によっては大手企業に吸収されたりM&Aによる会社買収合意に至るということもあります。しかし、これは会社存続といっていいのでしょうか?

今まで創業以来受け継がれてきた理念や技術、人材が受け継がれていくという答えには、なっていないような気がします。

M&Aの場合も最初の1,2年は合意文書の下で今まで通りの理念や組織が維持されるかもしれません。しかし、それ以降は効果・効率を求められ人員整理や理念の変更を余儀なくされるケースが多々あります。

創業時の理念・技術を存続させる企業のありかた

では、どうしたらいいのでしょうか?

会社は?社長は?何をしたらいいのでしょうか?

問題の根本を考えてみる

大手企業に吸収されたりM&Aによる会社買収にならないためには・・・。

その前に、会社が存続できない理由を考えてみたいと思います。

中小企業の社長に聞いてみたご意見を挙げると以下のような答えが多く返ってきます。

  • 人員不足
  • 従業員の向上心の低下
  • 若者の出世意欲の低下
  • やる気のある社員が育たない
  • 出来る社員から辞めていく

いかがでしょうか。これを今読んでいる社長さんがいたら、うなづいている方もいるのではないでしょうか。

ここは社長世代と社員世代の思想のギャップです。昭和生まれと平成生まれの違いかもしれません。今の若者が悪いわけではありません。そういう時代・環境で育ってきたんです。

今の若者は、安定は求めたいが、そんなにがむしゃらに働きたくない、出世やお金よりも時間や家族を大切にしたい。という思想が広まっています。

ため息をつく社長さんもいるかもしれませんがこれが時代の流れです。

ひとつの会社に長居することを前提に考えていない

終身雇用制という言葉は今や忘れ去られたWordです。

ネット社会になり情報収集の容易さ迅速化で、転職がより身近なものになっています。会社が嫌だったら辞めたらいい、会社を辞めても他に行けばいい、ひとつの会社に長居することを前提に就職していない人たちが大勢います。

このことは現実であり、自分らしさ、自分らしい働き方を見つける道程としては、ある意味正しい考え方です。

コンプライアンスの遵守なども最初の会社勤めでは意義を理解したり、遂行が難しいのかもしれません。

さらに現在政府が進めている働き方改革、副業の推奨なども縛られない働き方を後押ししているように思います。

今の世の中(若者)は、縛られない働き方をしたいという思いが根底にあることをもっと経営者(社長)は知るべきです。

その溝を埋めなければ、いつまでたっても問題の原因を従業員や今の若者のせいにしてしまいます。

次の章で企業の存続問題を打開する改革案を提案してみたいと思います。

起業家を育てる!これからの企業に提案したいこと

ここではまず、結論を単純に羅列していきます。

  • 募集と面接で必要な人材をとる
  • 40歳定年制度を設ける
  • 技術・伝統はビジュアル化・データ化する
  • のれんわけ制度を確立する

それでは提案内容をひとつひとつ解説していきます。

募集と面接で必要な人材をとる

多くの若者が会社に長く居ない理由は、そこに居る意義だと思います。なぜ、その会社に居なければならないのか?です。

生活のため、お金のためなら、他にもっといいところがあるかもしれません。

人材問題の根幹は「やりがい」や「目標や夢の有無」だと思います。

趣味は長続きするが仕事は長続きしない。好きなことは続けられるが、仕事は続けられない。

では、好きなことが仕事であればどうでしょう?やりがいを感じられる仕事であればどうでしょう?

この場合、続けていく確率が格段に上がります。そんな人ばかりがいる会社では入社後3年以内の離職率も下がるはずです。

むしろ、長く居ようとする従業員が増えてきます。

これを実現するのが、募集の文言を変えること!面接で夢を聞きそれを後押しすることを約束することです。

募集は、今までの「店員募集中」や「工場勤務募集中」から、「起業したい方募集中」「将来夢を叶えたい方求ム」「この仕事で独立したい方募集」などに変えていくことです。

そして、面接では、はっきりとした夢や独立の意思がある方を見極めて採用することが重要になります。

応募人数、採用人数は下がるかもしれませんが、定着率が上がり、募集費、教育費は下がります。そして何よりもやりがいややる気をはっきり持った人間と働くことは仕事が格段にしやすくなります。仕事も楽しくなるはずです。

社長も教えるやりがいや同じ志を持つものと接する楽しさを感じられると思います。

40歳定年制度を設ける

この定年制というのは、入社時の独立・起業という夢をかなえるために、技術や経営のノウハウを40歳までに身につけることを義務化するものです。

つまり、「うちの会社で面倒見るのは40歳までだよ」ということです。

従業員は、40歳で無職になってしまうので、必死で独立するための知識や技術を得ようと仕事を頑張ります。

今の仕組みを打ち破るシステム

入社した全員が将来、部長、専務、社長になれるわけではありません。つまり今の日本の雇用システム(仕組み)では人員は淘汰されていくということです。

そして50歳、60歳の平社員がたくさんいても困ります。労働分配率も異常に高くなり経営を圧迫します。若い社員が居づらくなる原因のひとつかもしれません。

40歳で会社を退社してもらうシステムは、退社までやりがいを持って働いてもらえます。給与は高めに設定してあげることが良いと思います。独立時のことを考えて財形貯蓄も大いにやってあげるべきだと思います。

会社の存続に必要な重要なポストや社長の跡継ぎ候補は早めにそのことを本人に伝えて残留させれば会社は存続していきます。

技術・伝統はビジュアル化・データ化する

技術・伝統はビジュアル化・データ化することを早めに実施することが大事です。この技はあの人しかできない、この技術は何十年もかかる、これを教えるまでには下積みが3年は必要だ!という考えはなくした方がいいです。

技術や伝統の技は、それを会得している人の目線カメラで撮った動画を作成し、それを見ながらトレーニングを積ませる方法をとるべきです。すべてマニュアル化すべきです。

今までの会社は、あの人がいなければこのパートは誰もできない、とか、あの人が休むと困る。ということが多々あったと思います。

しかし、技術を早く教えることによってこれらの問題は解決します。それに誰もが同じ作業ができる。代わりの人がすぐに見つかるという状況を創り出せます。これは機会損失を回避することにつながり、売り上げを落とさない方法にもなります。

目標は「技術の標準化」の推進です。技術や伝統は特定の人の頭の中だけにあるという状態から、すべてデータ化して誰もが共有できる状態にすることです。社長は技術の出し惜しみは会社をつぶす大きな原因であることをもっと自覚するべきです。

のれんわけ制度を確立し起業家を輩出する

40歳で独立する時に、精一杯応援してあげる制度です。飲食店であれば同じ屋号を許すということです。本店・支店の関係を保てばチェーン店が出来上がります。従業員もこれを目標に頑張る方も出てきます。

そしてのれん分けでは、2年間くらいは、本社費を取ることをおすすめします。それをすることによって会社はその人が抜けた損失を多少補うことができます。そして本人は、頑張らないと利益が少なくなるという必死さを持ってもらうことができます。

その代わり、安く仕入れられるように物流の取引先を紹介してあげる、顧客の一部お渡し、2年間は経営相談に乗る、人員確保の応援などをしてあげることです。

社長の理念、技術、経営ノウハウなどのDNAは引き継がれていきます。

独立することは大変なことです。しかし、社長がついていてくれれば安心度は高まります。そう考えれば2年間くらいの本社費は安いものです。

 

以上が私の「これからの企業のありかた」「起業家を育てる企業」「これからの社長のあるべき姿」というテーマでの提案です。

未来の会社:起業家を育てるあたらしい企業の在り方 まとめ

将来、社長が教えた従業員が独立しさらに夢を含ませる人が出てきます。

政府が推奨している働き方改革に背中を押され独立意欲のある方は、さらに自分で会社を大きくする可能性があります。

独立した人たちがM&Aによる会社買収をおこない さらに会社を大きくすれば、あなたのDNAはそこにも引き継がれていきます。

会社存続問題は、従業員のやりがい、社長のやりがいの意識改革、会社の仕組み改革で改善され、楽しみの多い経営が続くように思います。そして何よりも、同じ志を持った人が増えていくことが、喜ばしいことではないでしょうか。

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