辞めたいと思うのはそこで続ける気がなくなったから？
目次
会社を辞める前に辞める理由をはっきりさせておこう
たしかに、自分の勤めている会社がブラックだったら辞めたくもなりますね。でも、本当にそうでしょうか？辞める理由を会社のせいにしているということはないでしょうか？
本当の辞めた理由（辞めたい理由）を自覚する
なぜ辞めたんでしょう。なぜ辞めたくなったんでしょうか？大抵は我慢できないからです。
「根気」や「やる気」が足りなかったといえばそれまでですが、本当はその仕事に魅力を感じていなかったんではないでしょうか？その会社で得るモノはお金だけだったんじゃないでしょうか？なんとなく就活して、なんとなくその流れで就職していると、いろんなことが他人事です。自分が選んだ会社なのに他人のせいにしたり一生懸命やらなかったり。
極端なことをいうとブラックっぽくても一生懸命やる方はいます！それは理不尽な我慢ではありません。自分の夢を達成するための我慢です。いわば修行のような感じです。例えていうと伝統工芸を生業としている職人さんの労働環境はどうなっているかご存知ですか？
キツクて汚れる仕事で、時間の流れも通常ではない、しかも安月給。でも、辞めない。なぜか？（これは極端な例です。すべてがこうではありません）
それは自分が志して入った職場だからです！自分の好きなことを仕事にしているから。やりたいことをやっているから。やりがいを感じているから。自分の将来の夢をかなえるための過程だから。オンリーワンを創り出せる喜びや達成感を知っているから。。。
もちろん、決心や覚悟が中途半端で夢半ばで辞めていく方もいます。しかしそれでも、なんとなく就職した人に比べると自分で志して入ったことは偉いと思います。
大事なことは辞める理由が何なのかを自分でハッキリさせることです。そこがハッキリしないと転職してもまた同じことの繰り返しになります。答えは簡単です。やりたくもない仕事についたから辞めたんじゃないでしょうか。
入社の動機が自分の夢でないと辞めやすい
これは「就職することが自分の夢」とは違います。「この会社に就職することが自分の夢」でも少し近づきましたがまだ違います。「将来〇〇になりたいからこの会社に就職することが自分の夢！」これだと辞めにくい。
- 親や先生に言われてそこに入社してませんか
- 給与や休日など見せかけの待遇だけで会社選びをしませんでしたか
- 就活の最後の方は「どこでもいい」みたいな。投げやりっぽくなりませんでしたか
- 親のコネだけで入りましたか
コレで辞める人の大半は「親に言われたからここに入った」「自分が好きで入ったんじゃないから」「やりたいことと違う」などなど。耳が痛い人もいるのでは？
誰のせいにしてもいいけど、自分の人生です。「人に言われた道でも自分が歩めば自分の道です」
次、自分で選んだところを辞める理由は、前のような言い訳は通用しません。「自分の責任です」誰に言われたわけでもなく自分で選んだ道です。学生時代のように先生や親が勧めたからなどという無責任な言い訳はできなくなります。
だから、自分の人生に夢や目標を持つことが大切なんです。これが職業に関係していれば仕事も長続きしやすいし、何といっても毎日、やりがいがあって楽しい！
一刻も早く自分がやりたいことを見つけてその仕事に就く
辞める前に、次何するかしっかりと見定める必要がありますね。これは就職の本やサイトを見るよりも実際に外に出た方がいい！ココロが動くのはいつも感動があった場所です。
ホテルやカフェでホスピタリティある接客を受けて感動したり、芸術作品を見て感動する、スポーツ観戦をして感動する。。。そんなところから、自分が何になりたいかを発見できる可能性が広がります。
お手本は子供です
実際、子供に「なりたい職業は何か？」と問いかけるとハッキリとした単純な理由をもっています。「カッコいいから」、「夢だから」、「人を助けたいから」、「どうしてもなりたいから」など。あなたが就活しているときにコレがあったかどうか？
忘れかけていた夢や、やりたいことを見つけるには初心に戻る。子供のころのココロに戻ると分かりやすいかもしれません。まずは外に出る！人と会う！いいモノを観る！
やりたいことを仕事にしている人は強い
やりたいことを仕事にしている人は強いです。少々のことではへこたれません。仕事にも前向きで貪欲です。生活のためだけに仕事をしているとか嫌々仕事をしているのではないので輝いて見えます。
今はどこがブラックであっても不思議ではない時代です。データーだけを見て行う就活では良い企業を見極めるのは難しいかも。厚生労働省から表彰を受けるような大手の広告代理店でも、ふたを開けてみれば真っ黒だったということもあります。銀行も倒産する世の中です。いつ投げ出されるかわかりません。いきなり職を失ったら困りますよね。でも、そんなときでも、やりたいことをやっている人や自分の夢に向かって突き進んでいる人は強い！まるでヤドカリが今までの住処を脱ぎ捨てて大きくなっていくように。
是非、やりたいことをみつけて仕事にしてください。自分が求めるような会社が見つからない場合は、しばらくお金を貯めてから自ら起業してもいいと思います！しんどくても安月給でも楽しい！経営を勉強したり同じ志を持つパートナーを見つけて一緒に頑張れば給与も高くなるはずです。いつまでも挑戦し続けてください！
自分の友達で小学校のころパンが好きで、パンの形や味に興味をもって毎日カラーのパンの写真をみて楽しそうにしているヤツがいました。そいつは今自分で店を持っています。学生時代にドーナツ屋やパン屋でアルバイトをして、飲食店に就職して、学びながらお金を貯めて夢をかなえました。頭もよくなくスポーツも顔もイマイチですがとてもカッコいいです。薄汚れた白衣のような作業着がとても輝いてみえます。今でも新しいパンを探求しています☆わたしは彼をとても尊敬してます。
